ELDEN RING The Convergenceでは、バニラにはなかった強武器・おもしろい武器が多数追加されている
今回はその中から「守人の剣槍」をご紹介
「守人の剣槍」の各モーション解説
バニラでは技量マンの最終兵器とまで呼ばれた逸品
実際、いつも筋力より技量を優先してしまう私もバニラでは大変お世話になりました
そんな「守人の剣槍」がコンバージェンスでは大きく仕様・性能共に変更が加えられている
結論から言うと、
え〜…
あの〜…
はい、改悪です
バニラでは最大強化で筋力E・技量Aまで伸び、なぜか筋力補正がかからないという謎仕様だったが、そのおかげでとにかく技量を上げるとぐんぐん攻撃力が伸びた
一方コンバージェンスでは筋力C・技量C・信仰Aと、筋バサというかギンバサというか、なんとも中途半端な仕上がりになってしまっている
一応技量はCあるし、筋力もEからCに上がっているのである程度攻撃力は確保できているものの、一番の改悪は攻撃力がすべて聖属性に振られている点
バニラでも「本編は聖属性は不遇な属性」と言われて久しく、たしかにDLCの「ガイウス」や「泥濘」みたいに目に見えて聖属性が通る敵は少ない
ただそれ以上に、同じ聖属性なら競合が強すぎる
代表的なのが「黒炎」武器
「神肌剥ぎ」も技量武器から聖属性武器に変更された武器の1つだが、そもそも「黒炎」が非常に強いので「神肌剥ぎ」「神肌討ち」共にかなりの高火力武器
聖属性が弱点の敵がいるとしても、武器選択の候補としてただ聖属性だけというだけの「守人の剣槍」は選ばれないかな〜といったところ
微妙な性能になってしまった反面、仕様そのものがおもしろい感じに変更されている
と言うのも、武器アイコンはバニラ同様の「斧槍」だが、「Bloodborne」よろしく武器変形ができるようになっており、「直剣」モードにすることができる
斧…、剣…、モンハン…、スラッシュアックス…、うっ!頭が…
「斧槍」モード、「直剣」モード共に、通常攻撃はバニラとほぼ同じ
まず、「直剣」はR1はバニラと全く同じだけど、R2だけなんかあまり見かけないモーション
ここから戦技ボタンを軽く一回押すことで、形態変化が可能
槍の柄は剣の内部に収納されてるんかな?
「斧槍」はバニラと全く一緒かな?
R1は突きではなく下から振り上げる感じの、槍=突きという概念をぶっ壊しに来てる独特なモーション
R2はあまり使った記憶がないんだけど、バニラでもたぶんこんな感じだった…気がする…
また、「斧槍」「直剣」いずれのモードからでも、攻撃後すぐに戦技ボタンを押すことで、「Bloodborne」のように武器変形攻撃ができるようになっている
戦技については、それ自体は癖が少なく悪くない性能だが、戦技ボタン短押しが武器変形に割り当てられてるため、戦技ボタンが長押しがトリガーになっているのでやや使いにくい
戦技ボタンを長押ししつつ、R2の追加入力で戦技が発動するが、すぐ戦技ボタンを離してしまうと武器変形になってしまうので、ある程度の長押しが必要なため、パッと出せないのが結構ネック
「斧槍」での戦技は、薙ぎ払い2連からの戦技「巨人狩り」のようなモーションでの突き上げ
ただし「巨人狩り」のようにモブクラスを打ち上げる性能はついてない模様
「直剣」での戦技は、戦技「剣舞」のようなモーションでの2連撃から「獅子斬り」のような強力な叩きつけ
ちなみに、どちらも「巨人狩り」だったり「獅子斬り」だったりと非常に削り性能が強めな戦技のモーションを踏襲しているが、見た目に反して戦技自体の削り性能は控えめ
「失地騎士」をダウンさせるまでに、「斧槍」戦技なら全弾ヒット2ループ+薙ぎ払い1発目でダウン
「直剣」戦技なら、全弾ヒット1ループ+二連撃の2発目でダウン
イメージ的には「斧槍」の方が削り性能が高いように思うが、意外と「直剣」の方が削り性能が高いという新事実
ここまでだと「じゃあ直剣モードで使った方が良いの?」と思われがちだが、実はそうでもない
通常攻撃だと振りの速い「直剣」、リーチのある「斧槍」というシンプルな使い分けになると思うが、「直剣」の戦技の追尾性能の無さが結構悪目立ちする
「斧槍」戦技の最後の「巨人狩り」は敵との軸がズレてもある程度追尾してくれるが、「直剣」戦技の「獅子斬り」は敵が動くとまぁスカる
二連斬りから「獅子斬り」が発動するまでに変な間があるので、その間に軸がズレてスカってる感じかな
言うなれば、出が速く使いやすい「貫通突き」と追尾性能と威力の「牙突」みたいな感じで、戦技については扱いやすさの「斧槍」と削り性能の「直剣」みたいな使い分けになると思う
ただ、「2つの武器種を使い分けられる」といっても、実際ボスと戦ってる最中にあまり切り替えることってないんよね
「Bloodborne」の武器変形は、あくまで「ノコギリ鉈」の中で攻撃モーションが変化するだけであって、「ノコギリ鉈」が「ルドウイークの聖剣」になる訳ではない、って感じ
その意味で、結局ボス戦ではどちらか一方の武器種しか使わず終いになりがち
褪せ人にとって嬉しいとはあまり言えない仕様が追加された代わりに、バニラの強武器が中途半端な性能になってしまったってのが感想かな
「守人の剣槍」を使ってみた感想
とは言え、私も含めてバニラでは愛用者の多かった「守人の剣槍」
仕様は大きく変わったものの、細かい説明は不要かなと思うので、さっそくテスト相手として毎度お馴染みの「ホーラ・ルー」と戦ってみましょう
まずは戦闘開始直後の大きな後隙に戦技一発
戦技全弾ヒットで3508
う〜ん、弱い…
「ホーラ・ルー」に聖属性は別に有効ではないってのはわかってるけど、それにしても何とも言えないダメージ
「投擲剣」の「王子の対刃」のR1連打でも4167…
簡単に4000を超えるし、同じ聖属性の「神肌剥ぎ」でも簡単に6000越え、全弾ヒットで黒炎のスリップダメージも含めると10000万を越えるんだよな〜
おまけに戦技のモーションが長く、手数の多いボスだとなかなか差し込む隙が少ないな
おっ、やっぱ「直剣」モードの方が戦技の威力も高いし、「ホーラ・ルー」の弱攻撃くらいなら耐えられる強靭もついてる
全弾ヒットで4701か、やっぱこれくらい出てようやく及第点かな(刺突カウンターが入ってる可能性も?)
しかしすぐ軸がズレて攻撃がスカる…
あちらを取ればこちらが付かず…
まぁ慣れた相手なら倒すこと自体は「守人の剣槍」でも全然事足りるかなといったところ
締まりのない何とも言えないフィニッシュやけど
う〜ん、やっぱり戦闘中は武器チェンジをすぐ忘れる(というかあまり必要ない?)
「直剣」と「斧槍」のそれぞれのモーションはバニラとほぼ変わらず癖のない感じではあるけど、それなら普通にお気に入りの「直剣」と「斧槍」を一本ずつ持てば良くない?感は否めない
そして、どちらにも優位性を見出しにくいモーションが長い割に威力が低い戦技
あの強かった「守人の剣槍」がどうしてこんなことに…
まぁエルデンリングに「Bloodborne」のような武器変形を持ち込んだって意味ではなかなか面白い武器かなとは思う
実用性があるかどうかは別として…
個人的にバニラの頃から「直剣」と「斧槍」はそんなに使用回数が多くなかった武器種だったんで、この2武器種を愛用してたって人には面白いと思うし、もっと良い活用法が見つかるかもしれない
私はもう使わないかな〜…って感じではあるけど、「直剣」「斧槍」が好きな人・得意な人は「守人の剣槍」縛りに挑戦してみてもおもしろいかも?(無責任)
「守人の剣槍」入手場所
「アルター高原」の「小黄金樹教会」
入手までの攻略詳細はこちら
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