ELDEN RING The Convergence攻略 〜「冷気の魔術」魔術紹介〜

魔術・祈祷紹介

ELDEN RING The Convergenceでは、バニラにはなかった強く、そしてユニークな魔術・祈祷が多数追加されている
今回はその中から「冷気の魔術」を、おすすめレベルと併せてご紹介

「削り値がいくら」とかはどうやって調べるのかもわかっていません
あくまで個人の使用レビューになります
執筆時点で「The Convergence」のバージョンは2.2.3です
今後のアップデートで記載の情報から変更があるかもしれませんがご了承ください
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コンバージェンス「冷気の魔術」の解説

エルデンリングではお馴染み、お世話になった人も多いであろう「冷気の魔術」
バニラだと知力で威力が伸びてたけど、コンバージェンスでは知力と神秘の両方で補正がかかる仕様に変更されている

出血や凍傷など状態異常が強いのはコンバージェンスでも同じで、その中でも敵を凍傷させるのに特化した「冷気の魔術」
ダクソ3では、敵が凍傷したら炎属性の武器で攻撃して解凍→また凍傷→再度解凍のループでダメージを稼いでいくのが強かった
エルデンリングでは一度凍傷が入ると敵の耐性値が上昇してしまうので、凍傷解凍ループよりそのまま攻撃し続ける方が強いケースもあった
個人的には割合ダメージが強いと思ったのでバンバン解凍させてたけど

じゃあ凍傷に特化した「冷気の魔術」では解凍するのが良いのか、そのまま攻撃する方が良いのか
答えは、「冷気の魔術」には「凍傷中の敵に使用すると威力が上がる」魔術が用意されているので、そのまま攻撃する方がベター

通常、凍傷が入ると敵の被ダメージが1.2倍になるが、この凍傷中の敵に特化した魔術は与ダメージが2倍以上に跳ね上がる
なので、凍傷に特化した魔術でまずは敵を凍傷させる→特化魔術に切り替えてダメージを稼ぐ→凍傷が解除されたらまた魔術を切り替えて凍傷を狙う、といった戦い方ができる

「冷気の魔術」のデメリットとしては、上記のようにある程度戦法が固定化され、使う魔術も徐々に固定化されてしまうので戦いが単調になりがち
比較的どんな敵に対しても同じ戦法になるので、流れ作業感が出てしまうのは否めない
さらに、凍傷に対して耐性が高い、あるいは無効の敵に対してはダメージソースが無くなり長期戦を強いられてしまう
この辺りは、魔術一辺倒になるのではなく、知力・神秘で攻撃力が伸びる武器を用意ししっかり強化していくことで、戦いにバリエーションを持たせつつ耐性持ちの敵にも対応していきたいところ

「冷気の魔術」に最適な杖の入手場所

「冷気の魔術」の使用に最適な杖は2本あり、「ラニの杖」の杖が初期装備、「雪の魔女の杖」が上位版となる
名前だけで言えば「ラニの杖」の方が使いたくなる…あると思います
「雪の魔女の杖」はボス格の「火の司教」を倒せるなら序盤から取りに行くことも可能、倒せるようになった時点で早めに取りに行きたいところ

ラニの杖

「啜り泣きの半島」にある「霊廟ヶ原の魔術師塔」

雪の魔女の杖

「巨人たちの山嶺」「異端の魔術師塔」

「冷気の魔術」のルーン入手場所

素性「氷冷術師」のスタート位置である「霊廟ヶ原の魔術師塔」「啜り泣きの封牢」は近いので、5つあるルーンの内2つ目まではすぐに揃う
「カーリアの城館」も中ボスを倒せるなら早めに取りに行けるが、4つ目以降は一気に手間がかかる
「ラニ」イベントを進めるには「シーフラ河」をある程度攻略する必要があり、「ソールの城砦」に至っては「宿将ニアール」は序盤で戦うにはなかなか骨が折れる相手
一方で3つ目のルーンまでに「レナの障壁」「凍てついた棘」「氷の欠片」「冷気の魔術」の主力は揃い始めてるので、4つ目、5つ目についてはそこまで急がなくても良いかなという印象

淡い冷気のルーン

  • 魔術「氷の霧」
  • 魔術「氷の短矢」
  • 魔術「氷結の武器」

「ラニの杖」と同じ「啜り泣きの半島」にある「霊廟ヶ原の魔術師塔」

煌めく冷気のルーン

  • 魔術「氷塊の弓」
  • 魔術「レナの障壁」
  • 魔術「凍てついた棘」

「啜り泣きの封牢」「ザミェルの古英雄」撃破でドロップ

光し冷気のルーン

  • 魔術「霧氷の装具」
  • 魔術「爆ぜる氷塊」
  • 魔術「氷の欠片」

「カーリアの城館」
祝福「王家の月見場」エリアの宝箱

輝く冷気のルーン

  • 魔術「アデューラの月の剣」
  • 魔術「凍てついた方陣」
  • 魔術「氷塊の槍」

「ラニ」イベント報酬
「ラニ」「指殺しの刃」を渡した後

燦然たる冷気のルーン

  • 魔術「ラニの暗月」
  • 魔術「雪崩」
  • 魔術「ザミェルの氷嵐」
  • 魔術「雪の魔女の狡知」
  • 魔術「ホワイトアウト」

「ソールの城砦」
バニラでは「聖樹の秘割符(左)」が落ちてる場所

「冷気の魔術」をおすすめレベル付きで紹介

氷の霧

【おすすめレベル ★★★⭐︎⭐︎】

序盤、凍傷狙いの主役となる初期魔術
射程距離は中ロリ5回程度、着弾点に冷気の霧を発生させる
消費FPも16と比較的少なめなので、凍傷を狙ってどんどんばら撒いていける

ただし、冷気の霧という性質上、着弾点に相手が留まってくれないと凍傷を蓄積できない
モーションも短いので動かれたら再度ばら撒くのは容易ではあるものの、凍傷までがどうしても相手の行動運任せになる面も
後半になればもっと簡単に凍傷させられる魔術が増えてくるので、魔術が揃ってくるとお役御免かな

氷の短矢

【おすすめレベル ★★★★★】

序盤のメイン火力となる初期魔術
射程距離は中ロリ6回程度、モーション・弾速ともに速く消費FPも11と少なめ、連射も可能でしかもジャンプ中に撃つこともできる
一方で「氷の〜」という名前にも関わらず、実はこの魔術単体では凍傷を入れることはできない
あくまでダメージソースとしての魔術

普通に使えば初期魔術らしい控えめな火力だが、真価を発揮するのは相手を凍傷させた後
知力60・神秘60のステータスなら、失地騎士相手に凍傷前は416と控えめだったダメージが、凍傷後は1073まで跳ね上がる
凍傷後に限って言えば、同じような直線的に飛ばす冷気魔術の中では与ダメージはトップクラス
非常に使いやすい魔術な上、上述のように中盤以降は簡単に凍傷させることができる魔術が増えるので、気軽に使えるダメージソースとしてスロットに入れておくと役に立つ逸品

氷結の武器

【おすすめレベル ★★★⭐︎⭐︎】

定番のエンチャ魔術の冷気バージョン
バニラと同じく、攻撃力や攻撃属性は付与されず、冷気の状態異常のみを付与する
あくまで凍傷を狙っていくためのエンチャなので、火力(攻撃力)の底上げにはならないのでその点には注意
まぁ凍傷が入る時点で割合ダメージが入るので、火力の底上げにはなってる気もするけど

バニラと同じくコンバージェンスでも出血や凍傷などの状態異常は重要なダメージソース
魔術メインに攻略する場合は不要になるけど、近接メインのビルド、特に手数の多い武器を使用するならスロットに仕込んでおくと便利

氷塊の弓

【おすすめレベル ★★★⭐︎⭐︎】

序盤は「氷の短矢」と並ぶメイン火力
射程は中ロリ9〜10回程度と「氷の短矢」から大きく距離が伸びた代わりに弾速はやや遅め、こちらもジャンプ中に撃つことが可能
「氷の短矢」と違いこちらは単体で凍傷を入れることができるものの、失地騎士相手に17発目でやっと凍傷と蓄積値は少なめな模様

「氷の短矢」がある「氷冷術師」のスタート位置からすぐ取りに行けるので、「ザミェルの古英雄」さえ倒せるならすぐに入手が可能
知力60・神秘60のステータスなら、失地騎士相手に単発ダメージは628と「氷の短矢」の約1.5倍
ただし、凍傷後は753と約1.2倍にダメージが伸びるものの、「氷の短矢」の1073には大きく水をあけられる

結果だけ見ると、凍傷前の「氷塊の弓」、凍傷後の「氷の短矢」って感じの使い分けになるかな
消費FPも14と、消費FPが11の「氷の短矢」とほぼ変わらないので、敵との距離や凍傷具合など状況に応じてお好きな方をどうぞ

ちなみに同じタイミングで強魔術の「凍てついた棘」も入手できるが、あちらは消費FPが26と序盤だと少し重めであまり連発できない
序盤はこちらの方が使いやすいが、中盤以降は完全に「凍てついた棘」、あるいは「氷塊の槍」にその座をとって代わられる

レナの障壁

【おすすめレベル ★★★⭐︎⭐︎】

輝く場面は限定的なものの、場面によってはかなりの活躍を見せてくれるおもしろい魔術
魔術を発動すると、詠唱した地点を中心に中ロリ1.5回分の範囲に衝撃波が30秒間、回数にして50回発生し続ける
祈祷「拒絶」が連続して発生し続けるってイメージかな
単発のダメージは弱いものの、状態異常値も付いてるので凍傷を入れることも可能

削り性能は皆無でダウンは全くとれないものの、その怯ませ性能は絶品
画像のように障害物の前でハメることができれば、失地騎士クラスまでは一方的に怯ませ続けることができ、そのまま凍傷を入れて倒しきることができる
多数の敵に囲まれた際も詠唱地点から動かなければ敵を一切寄せ付けない安全地帯となり、ゆっくり緋瓶を飲むことも可能

詠唱した地点を中心にするという性質上、広いエリアでの使用には向かないので、ボス戦で活躍することはほぼなくあくまで道中用の魔術
ただ、祝福「関門前」のように雑魚が多い場面で、向かってくる敵が勝手に吹っ飛んでどんどん倒れていく様はなかなか爽快

凍てついた棘

【おすすめレベル ★★★★★】

強かった頃の戦技「霜踏み」を彷彿とさせる魔術
射程は中ロリ6回程度、前方に向かって扇状に地面を凍らせる
ダメージは氷が敵に当たった時、氷の上に敵が留まっている時、最後に氷が砕ける時の計3回入る
単発火力は「氷の短矢」並と低めなので、しっかり全弾ヒットさせたいところ

この「凍てついた棘」「氷の短矢」と同様に凍傷した相手に使用するとダメージが跳ね上がるタイプの魔術
凍傷前は3ヒットで1302だったのが、凍傷後は3ヒットで3818と一気にメイン火力筆頭に躍り出る
その代わり、この魔術にも冷気の状態異常は付いていない
他の凍傷を入れられる魔術との併用となる点には注意

凍傷前でも全弾ヒットさせればそこそこの火力が出る上、実は壁貫通するので道中も壁の向こうの敵を一方的に蹂躙することも可能
動き回る敵、特にこちらのボタン入力に反応するような敵(マレニア、お前のことや)には全弾ヒットさせるのがちょっと大変という弱点もあるものの、道中でもボス戦でもどんどん使っていける強魔術

霧氷の装具

【おすすめレベル ★★★⭐︎⭐︎】

バフ魔術が少ない冷気魔術の中で、貴重なバフ枠の魔術
使用することですべてのカット率が15%アップ、凍傷に対する無効耐性、近くの敵に冷気の状態異常を付与、という3つの効果がつく
ちなみに「近くの敵に冷気の状態異常」は、バックステップ一回分くらい離れても凍傷が入ったのを確認
近接メインならバフさえ入れておけばそこまで気にせずとも凍傷を入れることができそうな距離感

悪くはない、決して悪くはない性能なんだけど、それは「冷気の魔術」に限って見た場合の話
他の魔術に目を向ければ、カット率アップの他に与ダメ10〜15%アップやスタミナ回復速度アップなどもっと有能なバフ魔術・祈祷がゴロゴロしてる
「冷気の魔術」縛りとかなら率先して入れるべきバフではあるけど、そうじゃないならわざわざこれを使う必要は無いかなという感じ

爆ぜる氷塊

【おすすめレベル ★★⭐︎⭐︎⭐︎】

祈祷「拒絶」のダメージ付き&冷気verというべきか、「レナの障壁」の単発verというべきか、そんな魔術
ボタン入力で中ロリ1回分の範囲に衝撃波を放つと同時にダメージと冷気の状態異常を与える
タメ使用することで射程が中ロリ2.5回分程度まで伸び、ダメージも1.5倍程度まで上がる
ただし、距離による減衰が結構きついので、射程が伸びる恩恵は少なめ
タメてもタメなくても、中ロリ1回分以内の距離から撃つのが基本使用になりそう

単発火力は決して弱くなくむしろ強い方だとは思うけど、遠距離から攻撃できるという魔術師の強みを捨ててまで近距離に張り付いて使用するべきかと言われると微妙
道中の雑魚処理用としても、単発より30秒間衝撃波を出し続ける「レナの障壁」の方が使い勝手がいい
凍傷狙いで考えても、失地騎士相手に隙が多いタメ使用8発目でようやく入るので、動き回る敵にこれで凍傷を狙うのは現実的じゃない

さらにボス用の近接火力として見た場合も、連打するには消費FP30がちょっと重い上に、同時に入手できる「氷の欠片」の方が圧倒的に近接キラー
う〜ん、ちょっと良い活用法が見出せない魔術かなといったところ

氷の欠片

【おすすめレベル ★★★★★】

中盤以降の特にボス戦におけるメイン火力となる魔術
最大射程は中ロリ6〜7回程度、前方に13個の氷の欠片を発射する
発射後は欠片が円錐状に分散していくショットガンのような性質なので、遠距離から使用すると敵との距離・敵のサイズによって当たる欠片の数が変わるのでダメージにもバラツキが出る

この魔術が真価を発揮するのは、近距離から使用して全弾ヒットさせた時
ちなみに、人型には近距離に張り付いて使用しないと全弾ヒットしないが、ルーンベアのような大型敵には中ロリ2回分くらい離れても10発くらい当たるので結構なダメージが出る

こちらも凍傷した相手に使用するとダメージが跳ね上がるタイプの魔術
ただ凍傷前でも近距離からしっかりヒットさせればかなりのダメージを叩き出し、さらに凍傷後であれば「凍てついた棘」と同等のダメージをより短いモーション・間隔で出すことができるので、DPSだけ見ると「冷気の魔術」の中でナンバーワンになる

近距離使用が前提となるので人型ボスとは若干相性が悪い部分もあるが、ドラゴン型の大型ボスなどは足元に入って適当にポイポイ撃ってるだけでみるみるHPが溶けていく
道中ではあまり使いどころが無いが、ボス戦ではぜひスロットに入れておきたい魔術

アデューラの月の剣

【おすすめレベル ★★★⭐︎⭐︎】

バニラでもお馴染みの「アデューラの月の剣」
実はバニラではあんま使ったことなくて、強い強いと聞いてたけど途中でナーフされてしまったってのは知ってる程度
今回初めてちゃんと実践で色んなボス相手に使ってみたけど、う〜ん微妙

たしかに刀身まで当てた単発の火力は悪くない、むしろ強い方だとは思うけど、凍傷が入るまでがちょっと長い
忌み子相手に光波のみなら6発、刀身を当てたら4発かかった
この数字だけ見ると悪くないように見えるけど、消費FPがバニラの22から増えてコンバージェンスでは31なんよね
精神力30だと連発は5回までが限界なので、FPゲージを全部使い切るくらいでようやく凍傷が入るってのは効率が悪すぎる
この消費FPなら刀身当て2発、最低でも3発で凍傷が入るくらいじゃないと燃費が悪いように感じる

そして凍傷した相手に使用するとダメージが跳ね上がるタイプの魔術ではないので、凍傷させた後は「凍てついた棘」にも「氷の欠片」にもダメージ効率が負ける
凍傷狙いでも火力でも、「アデューラの月の剣」が秀でてるところが正直見つからなかった
弱くはないと思うけど、こういう連発するタイプの魔術にしては消費FPがかなり重荷になってるかなという印象
見た目はカッコいいので、それだけでも使う理由にはなるかなと思えるくらいにはカッコいい魔術

凍てついた方陣

【おすすめレベル ★★★★★】

これも「氷の欠片」同様、ボス戦ではぜひスロットに入れておきたい魔術
「輝剣の円陣」のように、詠唱したら自身の周りに氷の刃が9本出現し、敵に近づくと自動的に攻撃してくれるソウルシリーズお馴染みのやつ
このタイプの魔術の強みは、詠唱が短く発動後は違う魔術を使ってもOKという利便性の高さ
そしてバニラの「円陣」系はその火力の低さがネックだったが、「凍てついた方陣」は上述の「アデューラの月の剣」の刀身当てより高い単発火力を誇る
その分、失地騎士をダウンさせるのに7発かかるように削り性能は控えめで、冷気の状態異常はついてない

単発火力も失地騎士相手に1503と、「凍てついた棘」フルヒットの1302、「氷の欠片」フルヒットの2171と比べても高水準
敵が凍傷した状態だとさらにダメージは2374まで上がる
凍傷した敵に対して「凍てついた棘」フルヒットは3818、「氷の欠片」フルヒットは3174なのでそれと比べると若干見劣りするが、「凍てついた棘」は動く敵にフルヒットさせにくく、「氷の欠片」はフルヒットさせるには近接張り付きを要求される
隙を見て短い詠唱でパッと出せ、後は自動攻撃してくれるタイプの魔術としてはかなり良い火力をしていると思う
ボタン入力に回避反応する敵にも有効なのがこのタイプの魔術のいいところ

後述する「ザミェルの氷嵐」「ホワイトアウト」は遠距離から簡単に凍傷を入れることができる
極端な話、それらで凍傷を入れた後はこの魔術を使いながら逃げ回ってるだけでボスに勝ててしまうくらいには強い魔術

氷塊の槍

【おすすめレベル ★★★⭐︎⭐︎】

名前からして「氷塊の弓」の上位版といった位置付けの魔術
ただし、単純に強化版というよりは使用感も結構変わっている

射程は中ロリ12回程度で「氷塊の弓」の中ロリ9〜10回から伸びた代わりに、ジャンプ中に撃つことができなくなっている
その分弾速は「氷の短矢」並に速くなっており、「氷塊の弓」では失地騎士相手に17発目でやっと凍傷したのに対し、12発で凍傷が入る程度に状態異常値も増している
ちなみに失地騎士は凍傷の耐性がちょっと高め、忌み子なら7発で凍傷が入る
火力も失地騎士相手に「氷塊の弓」が628だったのに対し、こちらは単発780と約1.2倍ほど強くなっている

ただこの魔術の強さは火力でも凍傷性能でも射程距離でもなく、その怯ませ性能
忌み子や失地騎士にヒットさせると大きく怯むので、道中の強モブも近寄らせることなく一方的に殲滅できる

デメリットはその消費FPの高さ
消費FPは32と上述の「アデューラの月の剣」より高く、この種の連射する魔術において精神力30で5発撃ったらFPが枯渇するのはいただけない
凍傷が入った敵に対してダメージが跳ね上がる効果も無いので、あくまで高レベル帯のFPも潤沢にある魔術師ビルドの道中の強い味方といったところ
強いとは思うけど、快適に使えるのは高レベル帯の魔術師ビルドに限られるのがデメリットかな

ラニの暗月

【おすすめレベル ★★★★⭐︎】

もはや説明不要の人気魔術
というより「氷冷術師」というラニ系統の魔術師を名乗るならスロットに入れるのは必修科目だよなぁ!?

この魔術の用途としては、やはり多くの褪せ人がやってるように「初手ラニの暗月」かな
敵にヒットすると高い単発火力だけでなく、魔力カット率を下げるデバフもついてくるので、実質的にこの後に使う魔術の火力底上げにもなる
魔力カット率はバニラ準拠で-10%の模様

こういう何も考えずとりあえず開幕ブッパすれば良いって魔術はわかりやすくて好感触
しかもなかなかの射程&追尾性能があるので、撃てば大体当たってくれるしそれでデバフも入るから一石二鳥
「氷冷術師」なら迷わず「初手ラニの暗月」を撃っていけ

雪崩

【おすすめレベル ★★★★⭐︎】

高レベル帯、というよりは高FPの褪せ人であれば快適に使うことができ、道中・ボス戦両方で大活躍するだろうなといった魔術
射程は中ロリ17回以上(そこまでしか測れなかった)という超ロングレンジ砲
杖を地面に突きつけると前方に地割れ?爆発?が起こる(土煙があがるので何が起こってるのかマジで視認できない)
火力は失地騎士相手にタメなしで919、タメありで1011と、「凍てついた棘」より少し弱い程度

この「雪崩」も凍傷の敵にはダメージが跳ね上がる仕様を持っている
凍傷が入った失地騎士相手だとタメなしで2825、タメありで2935と3倍近いダメージを叩き出し、ダメージレースの上位に躍り出る
「凍てついた棘」「氷の欠片」より火力は劣るものの、強みはやはりその超ロングレンジ
「マレニア」「ホーラ・ルー」のような広いボスエリアの端から端まで届くので、凍傷さえ入れてしまえば第一形態のゆっくり歩いてくる間に一方的に攻撃することも可能
またその超ロングレンジ以外にも壁貫通という道中キラーな性能があり、道中も見えない位置から一方的に敵を蹂躙できたりと活躍の場は多い

デメリットは48という連射系の魔術としては重すぎる消費FP
道中はFPリジェネで回復しながら使用できるので青瓶を使わなくても何とかなるが、ボス戦など短期決戦では精神力30だと3発しか連射できないのは辛い
これも「氷塊の槍」同様にその真価を発揮するためには高FPを要求されるが、高レベル帯の魔術師にとっては非常に強力な魔術

ホワイトアウト

【おすすめレベル ★★★★⭐︎】

「冷気の魔術」における視界ジャック枠
使用するとプレイヤーを中心に中ロリ7回分程度の半径で吹雪が起こり、30秒間範囲内にいる敵に継続ダメージと冷気の状態異常を与える
継続ダメージは60〜80/1秒と控えめだが、冷気の状態異常値は高いようで、冷気耐性が若干高めの失地騎士でも詠唱から3秒で凍傷が入る
また、壁貫通&高さ無視という特性があるので、道中かけっぱなしにしておくと見えない敵も勝手にどんどん殲滅してくれる

同様の魔術に「嵐の魔術」「暴風」があるが、あちらは凍傷が入らない分「ホワイトアウト」より継続ダメージが若干高め
こちらは継続ダメージではなく凍傷でダメージを稼ぐタイプの魔術になるので、凍傷で倒しきれなかった敵を殲滅しきるまでに多少時間がかかる
そのため、気づけば倒しきれなかった大量の敵に囲まれてた…という状況も起こり得るので、殲滅力に関しては「暴風」の方が上かなという印象
この辺りは自分のレベルと攻略したいダンジョンの難易度との兼ね合いになるかなと思う、低難易度のダンジョンなら「ホワイトアウト」だけでも十分殲滅させることが可能

凍傷目的で使う分には非常に有能な魔術ではあるものの、デメリットはその視界ジャック
30秒間吹雪が滞留するが、詠唱直後は「聖別雪原」並に周りが真っ白になって視界が悪くなる
時間経過でどんどん視界は晴れてくるものの、詠唱から10秒くらいは「聖別雪原」で戦ってるかのような錯覚に陥る

そこさえクリアできれば、一度かけてしまえば後は自動的に、かつほぼ確実に凍傷を入れてくれるので、十分な働きを見せてくれる優秀な魔術

ザミェルの氷嵐

【おすすめレベル ★★★★★】

同名の魔術がバニラにもあるので、馴染みがある褪せ人も多い魔術
ただバニラからは大きく性能が変化している模様(自分はバニラでこの魔術を使ったことが無いのでwikiの情報を参照)
上記で「凍傷目的で使うならホワイトアウトは優秀」と言った舌の根も乾かない内からにはなるけど、攻略の後半戦でボス相手に凍傷を狙うならこれ一択になると思う

wikiによると「自分を中心に円状の氷嵐を発生させる」とあるが、こちらはロックオンしたターゲットを中心に円状の氷嵐が発生する
ただあくまでターゲットがいる場所に発生するのであって、敵を追従したりはしないのでそこは注意
「だったら動く敵には逃げられるんじゃない?」と思うかもだが、この氷嵐の怯ませ性能が非常に高く、道中の敵であれば忌み子や失地騎士クラスであっても怯ませ続け氷嵐の中に留めさせる
怯ませて脱出させないというべきか
さらに氷嵐は5秒滞留し、秒間1000近いダメージを与え、凍傷まで入るので敵に何もさせることなく一方的に蹂躙できる
しかも射程は中ロリ12回分と非常に長いので、遠距離からの蹂躙も可能
ちなみに「マレニア」もアーマー付きの行動をしない限りは怯んで氷嵐から逃げられない

「ホーラ・ルー」のような怯まない相手であっても、初手「ラニの暗月」を撃って一回「ザミェルの氷嵐」を撃てば途中で逃げられても大体凍傷が入る
消費FPは「冷気の魔術」最高値の58と非常に重たいので、凍傷さえ入れてしまえば後は「凍てついた棘」「氷の欠片」など高火力・低燃費の魔術で煮るなり焼くなり二宮和也

バニラでは不遇な魔術と聞いた覚えもあるけど、コンバージェンスでは高火力・高状態異常値で、その重たい消費FPに見合う「冷気の魔術」最強と言ってもいいくらいの強魔術となっている

雪の魔女の狡知

【おすすめレベル ★★⭐︎⭐︎⭐︎】

「冷気の魔術」のデメリット付きバフ枠の魔術
使用すると秒間FPが5回復し、詠唱速度が40上がり、スタミナ回復量がアップと3つの効果が発動する
その代わりHPの最大値が35%減少する

これは…人それぞれかな〜、少なくとも自分は使わない
バフの内容的には完全に魔術師向けのバフだけど、やっぱり紙装甲の魔術師がHP35%減少ってのはデメリットとしてはちょっと重たい
FP回復効果もあれば嬉しい効果ではあるものの、FPが枯渇する時って魔術を連打して一気に枯渇するケースが多いように思う
そんな時に自然回復を待ってられないので、基本は青瓶を飲んでしまえば大体解決する
詠唱速度40アップも正直誤差くらいにしか感じないし、スタミナ回復量を気にするならタリスマンで亀さんをつけるか亀の甲羅を背負えば良いかなと思う
要はデメリットと効果が釣り合ってない感じかな

効果のどれか1つでも「魔術のダメージが15%アップ」とかなら「魔術師ビルドならスロットに入れるべき」と言えたかもやけど…
よほど「自分は被弾とかしないんで」って人なら使っても良いと思うけど、そうでなくとも大体タリスマンか霊薬で解決する程度の効果しかないバフという印象かな

「冷気の魔術」まとめ

バニラでも「冷気の魔術」はあったものの、数は5つくらいしかなかった
そこからようやく「冷気の魔術」という1つのカテゴリーを名乗ってもいいくらい大幅に数が追加された魔術カテゴリー

こうして見ると、バフ・デバフの数も少なく、「いかに凍傷させるか」「凍傷後にどうやってダメージを稼ぐか」に振り切った魔術たちだなと感じる
ただバニラを思い返してみると「冷気の魔術」が少なかったこともあり、武器を冷気属性に派生させて凍傷を狙う場面がほとんどで、魔術を使って凍傷を狙うことはほぼ無かった
その意味で、魔術だけで凍傷させてそのまま魔術だけでダメージを稼ぐというのはある意味新鮮な戦い方でおもしろかった

ただ気になるのは、やっぱり上述の通り結局使う魔術が固定化されて、戦い方が単調になってしまうところかな
あとは冷気耐性持ちにはめっきり弱くなってしまうところ
この辺りは、これも上述のように魔術だけでなくビルドにあった武器を用意して、戦いにバリエーションを持たせつつ攻略を進めていくと良いんじゃないかなと思う

そういう気になる点も含めて、「冷気の魔術」の新しい一面を見れたような気がするおもしろい魔術といったところ

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