ELDEN RING The Convergenceでは、バニラにはなかった強武器・おもしろい武器が多数追加されている
今回はその中から「カーウィンのエペ」をご紹介
コンバージェンスオリジナル武器「カーウィンのエペ」の各モーション解説
見た目だけで言うと、なろう系の中世を舞台にしたファンタジーもので一般兵じゃなく聖騎士とか上位騎士が持ってそうなイケメン重刺剣
ただ「エペ」ということで刺突武器にあたるからか、諸刃ではなく刃が片方にしか付いてない左右不均等なデザインになってるのがこだわりポイント
コンバージェンスオリジナル武器の中では少数派な、知力・信仰補正が一切ない硬派な一本
補正は筋力D・技量S+と技量に振り切っており、完全に技量マン向け
自分のように筋力より技量にステを厚く振るタイプのプレイヤーにとっては待望の一本、なはずなんやけど…
もうコンバージェンスの仕様とも言えるけど、「知力A・信仰A」「知力B・神秘B」みたいな感じで、「知力・信仰・神秘のいずれか2つにめっちゃ補正が乗ってる」武器がやたら強い
そういった環境下においてはせっかくの技量S+が霞んでしまう
後述するけど、これまたコンバージェンスのオリジナル要素である「装備についてる特殊効果」でうまくカバーしていきたいところ
「エペ」ということで「グレート・エペと同じモーション?」「汎用的な刺突モーション?」と思われがちだが、実際は全然異なる
というか全体的に見て刺突モーションは少なめで、普通に大剣のような斬り払いモーションが多い
「エペ」…とは…?
まず片手R1
「神肌縫い」や「血のヘリケー」、「グレート・エペ」は「突き→突き→突き→左からの斬り払い→突き」の5連撃
一方「カーウィンのエペ」は、「突き→左からの斬り払い→右下からの斬り上げ→左からの斬り払い」の4連撃
片手R2は「神肌縫い」や「血のヘリケー」は「突き→突き」の2連撃
「グレート・エペ」は「右→左の斬り払い」の2連撃
「カーウィンのエペ」は「右上から斜めに斬り下ろし、左下から斜めに斬り上げ」の2連撃
片手タメR2は「神肌縫い」や「血のヘリケー」は「突き」
「グレート・エペ」は「左から右の斬り払い」
「カーウィンのエペ」は「右からの斬り払い後、手首を返して再度右からの斬り払い」の2連撃
もう片手持ちだけでも他の重刺剣とは全くモーションが異なる
当然両手持ちでもそれは同じ
両手R1は「神肌縫い」や「血のヘリケー」、「グレート・エペ」は「突き」5連撃
「カーウィンのエペ」は「右からの素早い斬り払い→左からの斬り払い→突き→突き」の4連撃
両手R2は「神肌縫い」や「血のヘリケー」は「突き→突き」の2連撃
「グレート・エペ」は「左からの斬り払い→右からの斬り払い」の2連撃
「カーウィンのエペ」は「右からの斬り払い→体を回転させながら左からの斬り払い」の2連撃
両手タメR2は「神肌縫い」や「血のヘリケー」は「突き」
「グレート・エペ」は「左から右への斬り払い」
「カーウィンのエペ」は「右上から斜めに斬り下ろし」
使用感というかモーションについては重刺剣というより軽大剣に近い気がする
ただ軽大剣ほど振りが早くないので、ホント重刺剣と軽大剣の中間といった感じ
戦技「カーウィンの剣嵐」はボタン入力で戦技「二連撃」とモーションが似てる連撃が発動
ただ「二連撃」に似てはいるものの、こちらは最初に体を回転しながらの横薙ぎが入るので正確には三連撃
三連撃が終わった後に戦技ボタン追加入力で「貫通突き」
戦技「二連撃」と戦技「貫通突き」をどちらも使える欲張り仕様
ただしこの「カーウィンの剣嵐」の「貫通突き」は、本家の「貫通突き」ほど削り性能が高くない
むしろ削り性能は低め
本来なら「貫通突き」2発でダウンする失地騎士に対して、「カーウィンの剣嵐」の「貫通突き」だけを当て続けても5発目でようやく失地騎士がダウンした
つまり、同じ「貫通突き」に見えても削り性能は本家の半分以下
また三連撃部分だけを当て続けると4回目の三連撃を撃ち切った時点でダウン
三連撃を全部当てても本家「貫通突き」のおよそ半分の削り性能
ちなみに、三連撃から「貫通突き」まで戦技フルヒットなら、3回目の三連撃中にダウンした
ダウンを狙っていくなら戦技をフルヒットさせ続ける必要があるが、全部撃ち切るまで悠長に待ってくれるボスもそう多くない
ダウンを狙うというよりは手数の多さから脂やエンチャで出血や凍結などの状態異常を狙っていく、もしくはシンプルに技の出が早いダメージソースとして運用するのに向いてる戦技かなと思う
重刺剣カテゴリーということで、通常攻撃の多くが攻撃の出が若干遅めなので、固有戦技に「二連撃」のような技の出が早い戦技がついてるのは嬉しいポイント
戦技「カーウィンの剣嵐」は難しいことを考えず、とにかく敵の隙を見つけたらガンガン叩き込むべし
「カーウィンのエペ」を使ってみた感想
他のコンバージェンスオリジナル武器は、割とその武器カテゴリーの他の武器のモーション準拠だった
ただ「カーウィンのエペ」はどの重刺剣とも大きく異なる
重刺剣という程突きモーションが多い訳でもないし、斬り払いや振り下ろしモーションが多いけど大剣ほど早い訳でもない
その斬り払いや振り下ろしもやけに動きがスタイリッシュやから、開発者は上述の通り軽大剣を参考にしてる部分があるかも
使用感としてはホントに重刺剣と軽大剣の合いの子って感じかな
個人的には片手持ちは重刺剣特有のもっさりしたモーションが色濃く残ってるけど、両手持ちは比較的出が早く使いやすいと感じる
なので通常使用は両手持ち、隙を見てどんどん戦技を撃っていくってのが基本的な使い方になる気がする
それはそれで重刺剣の強みの1つ「盾チク」を捨てることになるけど…
一番気になるのはやっぱり知力・信仰に補正がついてる武器と比べて火力がホントに出ない点
今の自分のステで両手持ちした「カーウィンのエペ」のR1の与ダメージは714
同じ強化値の「神肌縫い」の両手R1だと2390
…
……
いや、違いすぎィィィ!
実はこれ、「神肌縫い」には「魂焦がし」という状態異常が常時付与されているので、「神肌縫い」を比較対象とするのはちょっと「カーウィンのエペ」がかわいそうな部分はある
ちなみに「魂焦がし」は攻撃後に追撃として割合ダメージが入るというもの
また、この攻撃しているダミー君のHPがかなり高いので、割合ダメージという性質上、通常敵より与ダメージが高く見えてるのもある
ただ追撃を考慮しなくても「神肌縫い」は両手R1だけで900以上の与ダメージが入るので、やはり知力・信仰に補正がついてる武器と比べて火力が低いのは明らか
なのでこの「カーウィンのエペ」、もっと言えば知力・信仰に補正がついてない武器を使う際は、エンチャや装備の特殊効果でうまくカバーしていきたいところ
同じ「魂焦がし」の状態異常を付与する祈祷「黒炎の刃」でエンチャした時の「カーウィンのエペ」の両手R1だと2296まで与ダメージは上がる
これでだいぶ「神肌縫い」に追いついたけど、コンバージェンスは物理派生以外の武器、さらに喪色鍛石の武器にもエンチャできる
当然「神肌縫い」にもエンチャができるので、「神肌縫い」ももっと与ダメージを上げれる…という事実に目を向けてはいけない
おまけに「神肌縫い」はエンチャしなくても状態異常持ちなんだよな〜…
他にも、コンバージェンスのオリジナル要素として、装備に特殊効果が付与されている
これは「知力・信仰補正を持つ武器を装備していない場合」という条件を満たしてる場合に発動するもの
特殊効果は色々あるけど一例としてこんな感じ
知力・信仰補正が無い武器は火力が低いので、開発者もそれを見越して「こういった特殊効果でカバーしてね」というゲーム設定になってる気がする
こういった特殊効果、そして上述のエンチャなど火力をカバーする方法は色々あるので、知力・信仰補正が無い「カーウィンのエペ」でも戦っていけるのはいけるんやけど…
このエンチャや特殊効果でカバーという仕様…
正直面倒くさいっ!!
ボス戦だとボス霧前でバフを盛りまくるのは日常茶飯事やけど、ボスと戦ってる最中にエンチャをかけ直すのは結構面倒くさい
特に「ホーラ・ルー」や「マレニア」の第二形態など、こちらにどんどん迫ってくるような動きをする相手だと、エンチャをかけるために敵から逃げ回ってる姿が目に浮かぶ
火力を上げるために無駄に戦闘時間が長引くと本末転倒な気もする
それならやっぱり最初から知力・信仰補正があって状態異常も持ってる武器を使った方が…って結論になってしまう
それは特殊効果も一緒
特殊効果は「知力・信仰補正を持つ武器を装備していない場合」という条件を満たした状態で、緋瓶、青瓶、霊薬のいずれかを飲むと発動するものがほとんど
効果が切れ、HP的には飲む必要が無いのに効果をかけ直すために緋瓶を飲んでたら被弾…とか目も当てられない
「じゃあ効果が切れる前に高火力で倒しきれば?」と思うかもやけど、コンバージェンスは最初からどこにでも行ける=レベルアップや武器強化が容易という仕様からか、ボスのHPや固さに調整が入ってる気がする
バニラの一周目で「ゴドリック」が竜を接ぐ前、「モーグ」のニーヒル中、「モーゴット」のゲロ吐き中に倒しきれたレベル・装備・戦技構成でも、コンバージェンスでは全然倒しきれず、HPの1/3程度までしか削れない
なので効果が切れる前に倒しきるのはあまり再現性が無いように思う
ボスと戦ってる時に「〇〇のために〇〇しなきゃ…」と考えるのは結構ノイズになるので、そういうのが頭によぎった瞬間から被弾が多くなって負ける、ってケースもよくある
エンチャかけ直しというアクションに慣れてたり苦にならない人にはいいけど、個人的にこの仕様は正直面倒くさいなと感じる
なので「カーウィンのエペ」はその武器自体が弱いというより、このコンバージェンス特有の仕様の影響をモロにくらってる武器かなと思う
武器単体で見たら、オリジナルのモーションが楽しいと思う人もいるだろうし、固有戦技も使いやすい部類なのに…
「カーウィンのエペ」で最大火力を求め出すと、エンチャの手間もやけど、特殊効果がついた装備固定になるのもな〜…
各種装備には「筋力2アップ」「知力4アップ」など特殊効果以外にもステータスアップ効果がついてるので、装備のステータスアップ分を計算に入れてビルドを組んでる人はそんなに気軽に装備を変更できない
「カーウィンのエペ」一本で駆け抜けるって決めてる人は良いけど、自分のように色んな武器で遊びたい人にとっては、「この武器を使うためにはこの装備構成」と武器に合わせて装備をいちいち変えるのもぶっちゃけ面倒くさい…
現環境下だと知力・信仰・神秘に高い補正がついてる武器と比べるのは土俵が違うというかかなりアンフェアな気がする
見た目はイケメンやし、序盤から取りに行けるし、総じて使いやすい良武器とは思うけど、やっぱり環境に喰われて真価を発揮できてない
そんな印象を持ってしまうし、どうしても出番が少なくなりがちかな
東京都内の私立高校ではバレー部のエースだった高校一年の女の子
打って良し、守って良し、おまけに見た目も良し
しかし親の仕事の都合で、ど田舎のバレー弱小高校への引っ越しが決まってしまった
チーム競技のバレーにおいて、一人ずば抜けた才能を持つメンバーがいてもなかなか勝てない
「練習してもどうせ勝てないし…」というチームメイトの中で彼女のバレーへの情熱は空回りし、やがて浮いた存在に…
だけど現在の環境下でも腐らず一人でも練習を続ける
やがて自分が3年生になった時、2年生、1年生に自分と同じく志を高く持つメンバーが集まってくれると信じて(アプデで環境が変わると信じて)
そんなスラムダンクの赤木のような一本気な一本
「カーウィンのエペ」入手場所
「モーンの城」
「摩耗した鍵」で開ける崖上の宝箱
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