ELDEN RING The Convergenceでは、バニラにはなかった強武器・おもしろい武器が多数追加されている
今回はその中から「流人のキリジ」をご紹介
コンバージェンスオリジナル武器「流人のキリジ」の各モーション解説
強武器が揃う曲剣カテゴリーに、「発狂」の状態異常を持った新星が追加
バニラだと「発狂」は褪せ人には嫌な状態異常だったけど、NPC以外の敵には効果が無かった
一方コンバージェンスでは「発狂」でも出血・凍傷のように割合ダメージが入る仕様になっている
その手数の多さを活かした出血曲剣二刀流、冷気曲剣二刀流に次いで、発狂曲剣二刀流という選択肢が増えたのは曲剣使いには嬉しいポイント
武器単体で見た場合も、知力A・信仰Aと非常に高い補正値を持つので、カテゴリーの中でも表示攻撃力は高めな部類
知力・信仰ともに要求値が18と若干高めなものの、技量補正はDなので、信魔など魔術・祈祷がメインの魔法職でも活用できる一本になっている
ここまでだと「発狂」の状態異常を持ってる以外は信魔向けの曲剣というだけだが、こいつのは真価はその戦技にある
後述で詳しく解説するが、色々武器を試してみた中で、癖は強いものの瞬間火力・単発火力はナンバーワン
ただ瞬間火力・単発火力ではなく継続火力で見ると、敵への総与ダメがもっと上の戦技もあるので「こいつが一番強い!」って訳ではないのでそこは注意
モーションは「シャムシール」準拠になっている模様
片手R1・両手R1はともに「右から左への斬り払い→左下から斜めに斬り上げ→右から左への斬り払い×2→左から右への斬り払い→左上から右下への斬り下ろし」の6連撃
片手R2・両手R2は「右から左への斬り払い→体を回転させながら左から右への斬り払い」の2連撃
片手タメR2・両手タメR2は「体を回転させながら右上から左下への斬り払い」の2連撃
通常攻撃はまぁ癖の無い汎用的な曲剣といったところ
ところが一変、戦技はかなりクセが強い
戦技「狂気への堕落」は、戦技ボタン入力で叫びながら戦技「切腹」のように自分の体に刀身を突き刺す
その後、体の傷部分から祈祷「堪えきれぬ狂い火」のように狂い火が360°に飛び散る
狂い火は2秒ほど飛び散り続け、最後に体から強烈な狂い火が噴き出し爆発する
飛び散った狂い火はその場に滞留し、その上にいる敵に対してスリップダメージを与え続ける
この時点で失地騎士へのダメージは12601!
ただこれは実は火力アップのタリスマンをちゃんとつけず、バフもかけてない状態だったりする
戦技だけでもスリップダメージまで入れるとかなりのダメージを叩き出すが、ワンループ中に大体の敵に「発狂」も入る
なので戦技自体の高火力+割合ダメージで敵のHPがみるみる溶けていく
また飛び散る狂い火には削り性能もあり、失地騎士クラスでも戦技中にダウンがとれる
…が、上述のように戦技のモーションが非常に長く、最後に体から強烈な狂い火が噴き出し終わるまでキャンセルも不可
とてもじゃないが致命を取れる余裕は無い
ただ致命を必要としないほどの瞬間火力を叩き出してくれるのもあり、ダウンについてはおまけ程度、ダウン中は被ダメージがアップするので与ダメアップがとれればラッキーくらいに考えておくのが吉
ちなみに火力アップのタリスマンをしっかり装備し、バフをかけ霊薬を飲んだ時のダメージは21407!
ただ、狂い火が360°に飛び散るという性質上、体が小さい、もしくは細い人型相手には飛び散る狂い火がスカってしまうというデメリットも
また、滞留する狂い火の上にいてくれないとスリップダメージも入らず、与ダメージは相手によったり運による部分も大きい
加えて自傷する戦技ということで、戦技一回につきHPが30%ほど持っていかれる
さらに何かしら耐性を上げておかないと戦技2発で「発狂」してしまう程度に状態異常値が蓄積する
残りHPをちゃんと見ておかないと「戦技を連発してHP残りわずかな状態で発狂して自滅」という事態も起こり得るので注意
そのモーションの長さ、そしてデメリットの多さから使用できる場面は限られてくるが、一発決まればゴリゴリHPをとかしていくまさにロマン砲
特に大型相手には絶対大型殺すマンにもなり得る一本
ということで、大型相手に試し撃ちしてみたのでご覧ください
「流人のキリジ」を使ってみた感想
まずはタリスマンやバフなど下準備のご紹介
狂い火は火属性なので、火属性の攻撃力アップのタリスマンで火力が上がる
なのでタリスマンは、火属性の攻撃力アップ3種+戦技火力アップのアレキサンダーという構成
霊薬は戦技攻撃力アップと火属性の攻撃力アップ
バフは火属性の攻撃力アップと火属性の攻撃力アップ+発狂無効
「混沌の胎動」はデメリットつきのバフで「スタミナが30%減少」してしまうが、戦技「狂気への堕落」はその場から動かないためかスタミナを消費しないタイプの戦技なのでデメリットも無問題
まずは汎用的なドラゴン型というところで「死竜フォルサクス」
与ダメは悪くないけど、こちらの狂い火のせいで敵の雷が地面を走ってくるのが全く見えない…
視界ジャックが結構きついかも
うまくスリップダメージまで入れて18007、うん、良いダメージ
ただ「フォルサクス」「ランサクス」のような足があるタイプの敵だとやっぱりスカも多いかな
下手に戦技ばっか狙ってると自傷でHPが減ってるところへ攻撃を喰らってすぐ乙ってしまう
う〜ん、難しい…
続いては「プラキドサクス」
どちらかというとこいつや「土竜」みたいに足がないタイプの方が「流人のキリジ」の相手としては本命
スリップダメージもしっかり入るからやっぱり相性が良い
とか言いつつ、戦技モーションが長すぎて雷を避けきれずこの回は乙ったけども
戦技2発目の途中で空に逃げられた…
ただ戦技2発で「プラキドサクス」はほぼ瀕死
最後の一発くれてやるよオラ
戦技3発で「プラキドサクス」を撃破
ただ「黄金樹に誓って」とかまだかけれるバフがあるのをド忘れしてたので、うまい人なら弐撃決殺も全然いけるんじゃないかな
感想としては、曲剣としては普通だけど、とにかく戦技がピーキーすぎる
長いモーション、数々のデメリットで気軽に使えないし、使う相手と場面が結構限られてる
「発狂」狙いでこれを使うくらいなら祈祷を使った方が絶対効率が良い
そんなクセ強な戦技だけど、それが良い!
全部が全部使いやすくて強い優等生な戦技じゃおもしろくない
こういう尖った戦技があるからこそ使いやすい戦技が輝くし、逆に尖った戦技の火力が光る
その部分にこそ、この武器の真価がある
ちなみに自分は通常攻略ではあまりバフをかけないタイプ
どうせ相手の動きを覚えるのに連戦するし、毎回かけるのは面倒くさい
で相手の動きを覚えてしまったら今後は「バフは別にいらんか〜」となって結局使わず終いになる
なので、もっとエルデンリングの仕様に精通してて賢くエロい人なら、もっと効果的にバフを乗せまくれる余地があると思う
そして自分だと2、3発かかった相手も一撃で瞬殺してくれそう
そんなまだまだ可能性を感じさせるロマン砲、そんな感じかな
「流人のキリジ」入手場所
「モーンの城」
「シャブリリより選ばれし者」撃破で入手
入手までの攻略詳細はこちら
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