ELDEN RING The Convergenceでは、バニラにはなかった強武器・おもしろい武器が多数追加されている
今回はその中から「神肌討ち」をご紹介
コンバージェンスオリジナル武器「神肌討ち」の各モーション解説
バニラの頃から「山賊の湾刀」「死体漁りの曲剣」と強武器がトップの座に君臨する曲剣カテゴリー
さらにコンバージェンスでは強戦技を持つ「緋華の刃」が追加されている
「神肌討ち」はその牙城をどこまで崩せるか?
「緋華の刃」の詳細な武器レビューはこちら
補正は知力B・信仰BとダブルB補正、さらに技量にもC補正
「緋華の刃」も知力B・神秘BとダブルB補正、おまけに技量BとトリプルB補正だったけど、やっぱこんな手数武器にダブルA補正をつけると強すぎるんだろか?
何はともあれ、コンバージェンスお馴染みの知力・信仰で攻撃力がガンガン伸びるタイプの一本
ただ「緋華の刃」との大きな違いは、攻撃が完全に聖属性
なので聖属性の与ダメをアップするタリスマンで攻撃力はさらに上がり、ステータスも信仰に厚く振ることでもよく上がる
なので、知力・信仰に均等に振った信魔じゃなく、知力は要求値に抑えたアンバサでも十分使っていける
モーションは「〇〇」準拠と特定の一本に倣ってる感じではなく、色んな曲剣モーションが組み合わされてる模様
片手R1・両手R1は「右から左への斬り払い→左下から斜めへ斬り上げ→右下から斜めへ斬り上げ→左から右への斬り払い→回転しながら左から右への斬り払い×2」の6連撃
こちらは手持ちの曲剣では同じモーションのものが無かった
片手R2・両手R2は「右から左への斬り払い→回転しながら左から右への斬り払い」の2連撃
片手タメR2・両手タメR2は、溜めモーションからの「右上から斜めへ斬り下ろし」
こちらは「蝕のショーテル」と同じ
「蝕のショーテル」…?知らない子ですね…
戦技「神狩りの昇天」は、L2ボタン入力で左手に幻影?の「神肌討ち」を持ち、中ロリ1回分の距離を跳躍
着地と同時に回転しながら左手→右手で2連撃
L2追加入力で、左手→右手の2連撃
さらに追加入力で、体を捻りながら一発、最後にジャンプして地面に武器を叩きつけ爆発を起こす
こんな感じで、通常のL2ボタン入力では最大で計6回の連撃が繋がる
一方、タメL2?L2長押し?では射程中ロリ8回分の光波を放つことが可能
この光波は、みんな大好き「黒き刃」の戦技「死の刃」のように最大HPを減少させる効果がある
近接用の連撃については、追加の連撃、特に2回目の追加入力まで入れようとすると戦技全体のモーションが結構長くなりがち
ボス相手に「致命の代わりに戦技を全弾撃ち込んでやるぜ!」と思っても、ドラゴン型のように致命の受付時間が長い敵でもない限りは、1回目の追撃が終わる頃にはダウンから復帰されてしまう
また、やはり曲剣という軽量武器カテゴリーだからか、連撃には怯ませ性能が乗っておらず忌み子クラスも全く怯まない
にも関わらず戦技中は変に強靭が付与されているので、さすがにボスクラスの攻撃には潰されるものの、忌み子クラスの攻撃であれば攻撃を潰されずに撃つことができる
この中途半端な強靭がありがた迷惑で、相手を怯ませることなく、でもこちらも怯まない
完全に玉砕覚悟、相打ち覚悟の攻撃になってしまい、相手のHPを削る前にこちらのHPをゴリゴリ削られる、なんてこともしばしば
失地騎士クラスなら戦技フルヒット2回でダウンを取れるものの、戦技フルヒットはなかなか狙えない
しかし削り性能の多くはフィニッシュの爆発に乗ってるようで、戦技初段の2連撃だけだと失地騎士をダウンさせるのに7発もかかってしまう
せっかくいかにも軽量武器っぽく技の出はそこそこ早いのに、火力を出そうとするとモーションが長すぎる
なのに怯ませ性能が全然なく、無駄にこちらも怯まないからすぐ相打ち覚悟な状況になりがち
見た目には強そうな戦技なのに、実際使ってみると色々とチグハグな部分が目立つ感じ
なので実際のボス戦で使おうとすると、追加入力はせず初段で撃ち止めて回避行動に移るってパターンに陥るので、なかなか真価を発揮できない
逆に長押しの光波は、中ロリ8回分という長い射程、かつ戦技「死の刃」よりはるかに短いモーションで光波を出すことができる
おまけに高火力、さらにおまけに「死の刃」と同様に最大HPを減少させる効果持ち
長い射程と短いモーションのおかげで、敵の後隙に遠距離から気軽にバンバン撃つことができる
運用は連撃よりこちらの光波がメインになると思う
この光波については間違いなく強い
「神肌討ち」を使ってみた感想
ここまでの解説の通り、「曲剣らしい素早い攻撃」「圧倒的手数による連撃」っぽい戦技があるのに、実は一番有用なのは光波という謎な一本
そのチグハグさは消費FPにも現れている
連撃の初段は消費FPが30でダメージが1461
追加入力は消費FPが22で、ここまで全弾入れてダメージが2804
ちょっとスクショを撮り忘れて申し訳ないが、さらに追加入力で消費FPが22、フィニッシュまで全弾入れてダメージは3569
一方、光波は消費FPが30でダメージが2342+最大HP減少の効果付き
まとめると、
- 連撃初段止め → 消費FP30:1461
- 連撃二段止め → 消費FP52:2804
- 連撃全弾撃ち → 消費FP74:3569
- 光波 → 消費FP30:2342+最大HP減少の効果付き
う〜ん、やはり連撃はダメージ効率が悪すぎる
二段止めの消費FP52は上級魔術・祈祷に並ぶ消費量だし、全弾撃ちの消費FP74は魔術・祈祷で考えればナンバーワンの燃費の悪さ
連撃は二段止めでも相打ち覚悟じゃないとなかなか撃てないので、被弾覚悟で強引に撃つくらいなら光波を遠距離から2発入れる方が早いし強い
やっぱりこの武器の強みは光波、はっきりわかんだね
こうやって見ると、曲剣としては普通、戦技は光波は強いけど連撃は微妙性能って感じになる
ただ、この武器の使用に適している素性「神肌の執行者」で「神狩りの祈祷」も使っていきたい場合にはかなり親和性がある
というのも、「神狩りの祈祷」には標準で敵のHPを割合ダメージで削る「魂焦がし」の状態異常が付与されているからか、その分攻撃性能というか火力がぶっちゃけ微妙
「神狩りの祈祷」の最上位祈祷で消費FPが48の「神殺し」でも単体火力は「神狩りの昇天」の光波に届かない
今回検証用にステータスを知力60・信仰60に振り直したけど、そのステータスでDPSが「神狩りの昇天」の光波を超えるのは、FP効率を無視して「爆ぜる爆炎」か「神狩りの鎌」を3連打した場合のみ
ちなみに「爆ぜる爆炎」はバニラでいう「火よ!」の黒炎バージョン、「神狩りの鎌」は「カーリアの速剣」の黒炎バージョン
こんな感じで「神狩りの祈祷」の微妙な攻撃性能を補うという意味でも、遠距離運用ができる「神肌討ち」は非常に相性が良い
また、攻撃性能が微妙な反面、「神狩りの祈祷」のバフ・デバフは黒炎の運用に限ればなかなか優秀
デバフ「魂の殲滅」は射程が中ロリ15回以上と非常に長い祈祷
なので、素性「神肌の執行者」で片手に「神肌討ち」、もう一方に「神狩りの聖印」を持ち、
ボス霧入場前に「宵眼の祝福」でバフ → 開幕直後に「魂の殲滅」でデバフ → 遠距離から「神狩りの昇天」の光波で攻撃・牽制 → 近距離になったら「爆ぜる爆炎」「神狩りの鎌」で応戦 → 以降は敵との距離に応じて光波と祈祷を使い分け → もし大きな隙があれば「神狩りの昇天」の連撃を叩き込む
みたいなムーブをすると、いかにも黒炎を操る「神肌の執行者」として満足度の高い戦いができる
「あぁ〜、俺今、宵眼の女王の従者として戦ってるわ〜」みたいな
たしかに考えてみたら「神肌の使徒」も「神肌の貴種」も、近接や祈祷一辺倒じゃなく、どちらも使うハイブリッドタイプやしね
結論、「神肌討ち」は素性「神肌の執行者」で「神狩りの祈祷」と併用するのが最適解、たぶん
となると、「緋華の刃」の時のように「あれ?曲剣じゃなくてよくね?」とふと思ってしまう
なので今回は普通の曲剣としての運用も試してみた
右手に「神肌討ち」、左手に「緋華の刃」
やっぱ二刀流は左右のデザインが揃ってないと微妙な気がする
試奏は毎度お馴染み「ホーラ・ルー」
当てやすいそこそこ大きな身体、絶対怯まないマン、それでいてダウンは狙いやすく大技を撃つ隙もちゃんと作ってくれる
いいボスやで〜
相打ち覚悟で開幕ジャンプL1
割合ダメージも込みで3716、うん良いダメージ
途中、連撃を無理に狙って無駄に被弾しまくったけど、ジャンプL1だけで余裕の撃破
う〜ん、どうなんだろ、曲剣としては可もなく不可もなく普通
割合ダメージが入ってる分、他の属性に派生させた曲剣よりダメージ効率がいいんだろうか?
ただ「魂焦がし」の状態異常は片手でも有効だけど、一方の「腐敗」の状態異常はやっぱり二刀流時の蓄積値減衰の影響が大きいのか入らなかった
となると「神肌討ち」じゃない方の曲剣が持ってる優位性を消してしまってるような気がするし、「魂焦がし」は片手でも入るので二刀揃える必要が無い
あれ?やっぱりこの子も「緋華の刃」同様に曲剣である必要性がない?
一抹の疑問は残しつつ、戦技が強いのは間違いない
そして、素性「神肌の執行者」、「神狩りの祈祷」と親和性が高い
黒炎を操り、「宵眼の女王」の使徒としてのロールプレイをしたい人には最高の一本
「神肌討ち」入手場所
「リエーニエの神授塔」
「神肌の家長」を撃破し「家長の追憶」入手した後、円卓にて購入
入手までの攻略詳細はこちら
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