ELDEN RING The Convergenceでは、バニラにはなかった強武器・おもしろい武器が多数追加されている
今回はその中から「血炎の鎌」をご紹介
コンバージェンスオリジナル武器「血炎の鎌」の各モーション解説
鎌という名前が付いているのに、カテゴリーは「斧」というコンバージェンスオリジナル武器「血炎の鎌」
たしかに「鎌」カテゴリーはもっと長柄の武器ばかりなので、入れるとしたらまぁここになるんかな〜と思わんでもない
そんなちょっと不思議ちゃんな武器
補正は技量B・信仰A・神秘Aと「鷲の刃」同様に補正お化け
技量・信仰・神秘のいずれに振った場合でも大きく攻撃力が伸びるが、出血持ちの武器なのでできれば神秘にステータスを厚く振っていきたい
技量は信仰・神秘よりやや伸びが劣るので、ステ振りの順番としては神秘→信仰→技量になるかな?
攻撃は炎属性なので、バフやタリスマンは炎攻撃力が上がるものを盛っていきたいところ
その意味では、「火の祈祷」を使いたいアンバサとも親和性が高い
両手持ちにすると一気に手数が増えるので、出血は手数に頼って信仰に厚くステータスを振るのも全然あり
モーションは、片手R1は「右→左→右→左の斬り払い4連の後に叩きつけ」の計5連撃
片手R2は、「右から左への斬り払い→左から右への斬り払い」の2連撃
片手タメは溜めモーションからの「右から左への斬り払い」
両手持ちにした場合、通常「斧」カテゴリーは一本の武器を両手で持つけど、「血炎の鎌」は一本で二刀流になる素敵使用
なので両手持ちにした場合、1モーションが2ヒットになるので一気に手数が増える
両手R1は、回転しながら「左から右への斬り払い→回転しながら右から左への斬り払い→左上から右下への斬り下ろし→左から右への斬り払い→左から右への斬り払い」の5連撃
ただし上述の通り1モーションが2ヒットになるので、実際には計10ヒットになる
かなり出血を狙いやすくなるので、両手持ちR1をブンブンしてるだけで戦技並の火力・DPSが出ることも
両手R2は「右から左への斬り払い→左下から右上への斬り払い」の2連撃
両手R1と違い、なぜかこちらは片手のみでの攻撃…どうしてこんなことに…
両手R2タメは、回転しながら「右から左への斬り払い」を2回、計4ヒット
戦技「贄狩り」は、L2ボタン入力で左手の鎌に炎を宿し(左手に盾を持ってても盾が消えてこうなる)、
そのまま敵に鎌を投げつける、射程は中ロリ7〜8回程度
追加入力で敵に向かって中ロリ3〜4回程度の距離を一気に突進し血炎を纏った斬撃を叩き込む
斬撃には軌跡が残り、その軌跡に沿って時間差で血炎爆発が発生
この血炎爆発は、バニラでいうところの「落とし子の星々」の戦技「星雲」のように多段ヒットする
火力の分布的には、鎌投げ:斬撃:血炎爆発が1:1:1×nといった感じで、「初段、あるいは最終弾に火力が集中してる」といったことはない
ただ、血炎爆発が多段ヒットするので、「血炎爆発を何発当てられるか?」で大きく火力が変わってくる
「失地騎士」相手にダメージ計算してみたところ、「鎌投げで1117、斬撃が入って2280、血炎爆発も入って3620」
やはり人型の小さな敵だと血炎爆発が一発、良くて二発しか入らない
一方ご想像の通り、大型に対してはいきなり火力が跳ね上がる
「ルーンベア」相手だと火属性が通るので基本火力が上がってしまってるのもあるけど、「鎌投げで1670、斬撃が入って3421、血炎爆発も入って9541」
血炎爆発が多段ヒットするので一気にダメージがすごいことになる
また、血炎での攻撃なので斬撃と血炎爆発には出血の状態異常が乗る
鎌投げも敵に当たると血炎爆発してるのに、なぜか鎌投げはいくら投げても出血が入らないのはこれ如何に?
出血の状態異常が乗ってないか、乗っててもかなり少ないのかもしれない
一方、多段ヒットする血炎爆発にも出血の状態異常が乗っているので、「ルーンベア」のような大型相手だと戦技2回目が終わるまでにはどこかで出血が入る
人型相手でも戦技3〜4回で出血が入る印象なので、戦技自体の出血性能も悪くない
高火力・出血持ちな反面、怯ませ性能や削り性能はそんなに高くない模様
戦技中はアーマーや強靭が付与される訳ではないので、血炎爆発の多段ヒットが入れば「失地騎士」クラスでもやや怯むが、斬撃までに攻撃を被されるとモーションが潰される
ただこの斬撃の突進スピードがかなり早いので、そもそも敵の攻撃が当たらないというのはある
?「当たらなければどうということはない」
また一発一発の削り性能は通常のR1程度だと思うけど、こちらも多段ヒットが付いてくる関係上、敵によっては意外とダウンが取れてしまう
「失地騎士」相手だと戦技5回目くらいでダウンするのに対し、「ルーンベア」相手だと当たりどころが良ければ戦技2発でダウンが入ることもある
このような感じで、この戦技はいかに「血炎爆発を多くヒットさせるか」にかかってて、ある意味癖が強い
もっと言えば、鎌投げは射程が中ロリ7〜8回程度、斬撃は中ロリ3〜4回程度と用途によって適正距離が全く異なる
しかも、斬撃は敵との距離が近すぎると敵を通り過ぎてしまうという、意地でも中ロリ3〜4回前進したくて仕方ない仕様
もし斬撃突進の最大射程が鎌投げと同じくらい、かつ敵との距離が近くてもロックオン位置で自動で止まってくれる仕様なら脳死で使えた(それだと強すぎる)けど、今近距離戦をやるのか、遠距離で戦うのか、適正距離は常に考えながら戦うことになる
その辺りのちょっとした癖が気になる人は気になるかなと思う
ただそれを補って余りある火力と使い勝手の良さ
一度大型ボス相手に血炎爆発をフルヒットさせてみな、飛ぶぞ
「血炎の鎌」を使ってみた感想
ここまでの解説ではその火力についてばかり話したけど、個人的にこの武器の強みはその燃費の良さにあると思う
例えば鎌投げだけを使って遠距離攻撃に徹した場合、鎌投げだけなら消費FPは脅威の6
そのくせ火力は輝石魔術でいうところの「ほうき星」並の火力
「ほうき星」の約1/4の消費で同等の火力をポイポイ投げられるので、FPリジェネがデフォで付いてるコンバージェンスと噛み合って、道中もほぼFPを減らすことなく鎌投げだけで敵を殲滅できる
さらに、追加入力の斬撃も消費FPはたったの10、鎌投げと合わせても僅か16というかなりのお得感
ボス戦でも聖杯瓶をすべて緋瓶にして挑むことができる
また上述の通り、敵との距離が近すぎると斬撃がすり抜けてしまう難点はあるものの、慣れてくると逆に離脱の方法として使えたりもする
わざと至近距離から戦技を撃って、敵を通り過ぎて敵の攻撃範囲から逃げ出すという戦法
その場合でも血炎爆発は戦技開始地点から発生するので、1〜2ヒットは当てることができる
ちなみに上記で「失地騎士」と「ルーンベア」相手にダメージを計算してるけど、これは何のバフも盛っていない状態
ここに火属性攻撃力アップのバフとタリスマン、戦技火力アップのタリスマンを盛って再度攻撃してみると
「失地騎士」は3620→6689
「ルーンベア」は9541→15438
これはどちらも出血は入っておらず、戦技のみのダメージ
ね、これを消費FP16で出せるってかなりお得でしょ?
攻略記事を読んでいただくとわかるように、個人的にボス戦ではかなりの頻度で「血炎の鎌」を担いでいる
たぶんこの武器の魅力は、その火力や燃費の良さもあるけど一番は「制御できない軌道・多段ヒット故のギャンプル性」じゃないかなと思う
動き回る敵相手だと、こちらの斬撃が噛み合わない時はホント噛み合わない
逆に思いがけないところで血炎爆発に引っかかってくれることもある
そして、血炎爆発フルヒットと出血が重なった瞬間の異常火力
狙ってもなかなか火力が出ない時もあれば、思いがけないところでゴリゴリ敵のHPを削ることもある
制御できない軌道、そして多段ヒットがもたらすギャンブル火力
だからこそ異常火力が出た瞬間は脳汁がブッシャーってなる、そこが使ってておもしろい
そもそも消費FP6で「ほうき星」が撃てると考えたら、その時点でコスパが良すぎて信仰か神秘をメインにしてる人は強化しておいて絶対損はないと言える
てか普通に両手持ちR1が2ヒットになるって時点で出血と相性がめっちゃ良く、戦技抜きにしてもかなり優秀な武器
戦技の軌道に若干癖があるという点以外は隙が無い強武器だと思う
個人的には、某攻略サイトみたいに武器Tierランキングみたいなのを作るとしたら、間違いなくS〜CのSランクに入れるであろう一本
最後に大型ボスの代表、クソ害悪遅延行動ゴミ広範囲ブレス…じゃなかった、「プラキドサクス」に試し撃ちしてきたので、その様子をご覧ください
鎌投げだけでも悪くないダメージ
戦技中にブレスが飛んできた
なんで真後ろにブレスが飛んでくるねんて
まぁそれでもいいダメージ
ここに来て良い感じに多段ヒットが入って一発1万超えのダメージ
そしてダウンも
この火力なら下手に致命をとるより戦技ブッパの方が圧倒的に効率良し
最後の一発くれてやるよオラ!
うんっ、僕(血炎の鎌)ちょっと強いかも
「血炎の鎌」入手場所
「聖別雪原」
「聖別雪原」西で侵入してくるNPC「血の貴族」撃破でドロップ
入手までの攻略詳細はこちら
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